2017年12月23日

ロンダの洞窟墓と闘鶏

タナトラジャ旅行記4日目5回目


toraja0443.jpg


 葬儀のあとはロンダへ。ここには洞窟墓がある。集落の入口で入場料を払って村の中へ。洞窟の入口にやってきた。洞窟の外側の絶壁には棺桶がぶら下げられたりしている。またタウタウも置かれていた。


toraja0444.jpg

  
 絶壁がオーバーハングになっているところに棺桶がぶら下げられていた。


toraja0445.jpg


 洞窟の中に入るにはアセチレンランプを持った、この洞窟専用のガイドを雇う必要があった。


toraja0446.jpg


 洞窟の中には、至るところに棺桶が置かれていた。写真のように棺桶が朽ち果ててしまい、棺桶の底部だけが残り、その上に遺骨が見えているものもあった。


toraja0447.jpg

   
 洞窟から出たところ。棺桶が絶壁の岩のすきまに押し込められている。洞窟のガイドには50000ルピア(約430円)渡す。ロンダは前日に訪問したレモやケテ・ケスに比べると規模も小さく、少々物足らなかった。


toraja0448.jpg


 ロンダのすぐ近くの村では闘鶏をやっているとのことで、見に行くことにした。トンコナンが並ぶ村の中心に人々が集まっていた。


toraja0449.jpg


 戦う鶏がまず引き合わされ、興奮させられる。


toraja0450.jpg


 戦う鶏の足の指の1つに刃物が取りつけられている。赤いケースを取ると刃物だ。刃物は簡単に取れないように糸とビニールテープでしっかり取りつけられる。


toraja0451.jpg


 戦いの直前に鶏同士が顔を合わせ、再び興奮させられている。


toraja0452.jpg


 戦いが始まり、刃物で傷つけられ倒れた鶏が敗者となる。


toraja0453.jpg


 敗者となった鶏は、生きている場合でも、羽根が切り取られ、首が切り落とされる。

 闘鶏が命がけの戦いで、こんなに残酷なものだとは知らなかった。


toraja0454.jpg

 闘鶏の試合は何試合も行われていて、そのたびに賭金が飛び交っていた。金を集まて、敗者に賭けた金は、勝者の鶏に賭けた人に分配されていた。金を集めている人は、誰がかけたのかということをよく覚えているものだと感心した。

 闘鶏のあとホテルに戻ったころには、あたりはまた真っ暗になっていた。ホテルのロビーでガイド料や車やドライバーの料金合わせて、2日分として190ドルを払った。ガイドは翌日も雇ってもらいたさそうにしていたが、翌日以降は自力で観光したい旨を告げ、引き取ってもらった。
posted by とんび at 22:21| Comment(0) | インドネシア

2017年12月22日

葬儀に参列その3

タナトラジャ旅行記4日目4回目


toraja0429.jpg


  やがてトンコナン型の棺桶がかつがれ始めたので、近くに行ってみた。棺桶の前面には赤くて長い布がとりつけられている。


toraja0430.jpg


 まるで祭りの神輿のようにかつがれ、上下左右に大きく揺さぶられている。


toraja0431.jpg


 赤くて長い布にひっぱられる形で、集落の入口まで棺桶が向った。このまま集落の外まで向うのかと思ったのだが、入口のところでストップ。ここで向きを変えて広場に戻っていった。 


toraja0432.jpg


 集落の入口まで行ったときに気づいたのだが、一般の参列者用の売店まで出ていた。


toraja0433.jpg


 棺桶は広場まで戻っていった。広場まで戻ると、トンコナン型の屋根が外されている。


toraja0434.jpg


 屋根がとりはずされたあと、棺桶は、これまたトンコナンの形をした建物の2階部分に引き上げられた。


toraja0435.jpg


 棺桶が引き上げらたあと、その前で白い服装をした故人の遺族が記念撮影。


toraja0436.jpg


 続いて親族が集まっての記念撮影。こうしてみると、葬儀ということで親戚が各地から集まり、交流するのが大きな意義をもっているようだ。亡くなってすぐの悲しさにうちひしがれている時期じゃなく、半年、1年とたってから葬儀をするので、悲しさはあまりなく、お祭りのようににぎやかになるのもわかる。一部の女性はベールをかぶっていて、イスラム教徒であることがわかるが、これもインドネシアの他のところや国外からやってきている証のように思う。


toraja0437.jpg


 地面に放置されていた解体されていた生贄の水牛をさらに細かく切っていた。そして、放送で肉の部位ごとに案内が行われ、販売されていった。好みの部位があると、その場でお金を払って買っていた。 


toraja0438.jpg


 広場には円陣がつくられ、やがてダンスが行わられた。とはいっても、激しい動きを伴うようなダンスではなかったので、逆に拍子抜けだった。


toraja0439.jpg


 建物の2階に上がって円陣を撮影してみた。動きはあまりなく、掛け声をかけて、手を上げ下ろしするような、動きの少ないダンスだった。


toraja0440.jpg


 2階から下をみると、何やら行列が動き出そうとしていた。招待客をもてなすための行列のようだった。


toraja0441.jpg


 飲食物を持った人たちが招待客の休憩場所に向っていった。


toraja0442.jpg

 
 葬儀が終了。集落の入口のところにはトンコナン型をした棺桶の屋根が移動されて置かれている。

 ここから15分ほど歩いて、車をとめてある場所まで戻った。この旅行のメーンイベントである葬儀をしっかり見ることができて満足だ。
posted by とんび at 23:59| Comment(0) | インドネシア

2017年12月21日

葬儀に参列その2(昼食編)

タナトラジャ旅行記4日目3回目


toraja0421.jpg


   キリスト教式の儀式のあと、建物の裏手に回ってみると、竹筒に肉や米を香辛料ととも詰めて焼く料理であるパピオンを作っていた。前日にレストランでいただいたパピオンはこうやって作るのかと納得。


toraja0422.jpg


 こちらでは豚の丸焼きが焼き上がり、これから解体というところだった。


toraja0423.jpg


 できあがった料理が招待客の休憩所へ運ばれていく。


toraja0424.jpg


 観光客向けの休憩場所に戻る。


toraja0425.jpg


 トラジャコーヒーがふるまわれていたので、いただく。


toraja0426.jpg


 出されていたお菓子。


toraja0427.jpg


 続いて昼食がふるまわれた。野菜と焼魚で、美味しくいただいた。パピオンと豚の丸焼きは招待客にだけふるまわれたようだ。いやいやそんなことを考えるのはあつかましい。


toraja0428.jpg


 前日にも飲んだアブラヤシからつくられる酒。灯油を入れるようなポリタンクから注がれた。
posted by とんび at 23:51| Comment(0) | インドネシア

2017年12月19日

葬儀に参列その1

タナトラジャ旅行記4日目2回目


toraja0408.jpg


 水牛市場を見た後、葬儀会場に向った。途中、ランテパオの街のスーパーに立ち寄った。


toraja0409.jpg


 葬儀のときに親族に渡すお供えとして砂糖を買った。


toraja0410.jpg


 ランテパオとマカレの中間で、前日に行ったレモの近くから、西に向かう山道に入った。20分ほど山道を走ったあと、車を止めて、あとは歩き。葬儀に関係する車以外は葬儀会場には乗り入れらないようだ。山道を15分ほど歩いた。


toraja0411.jpg

  
 山道を道なりに歩いていくと行き止まりに小さな集落があり、そこで葬儀があった。

 故人はランテさんらしい。亡くなったのは半年前で、防腐処理がなされて保存されていたという。葬儀は7〜9月に多く、それまで遺体を保存するらしい。


toraja0412.jpg


 道端では、料理に供せられる豚が竹にくくりつけられて置かれていた。中には暴れていた豚もいたが、無駄な抵抗であった。


toraja0413.jpg


 葬儀会場の広場に到着した。


toraja0414.jpg

  
 トンコナンの形をした屋根がついた棺桶。いかだのように組まれた竹の上に置かれている。屋根はトタン製である。


toraja0415.jpg


 故人の親族が集まっていたトンコナン。故人をしのぶプレートが置かれていて、その後ろに放送席があり、案内放送が行われていた。


toraja0416.jpg


 広場にはすでに解体された水牛が散らばっていた。タナトラジャの旅行記を見ると、葬儀の最初に行われる生贄の水牛を殺す場面が必ずといっていいほど取り上げられている。自分も見るつもりはしていたが、ガイドに水牛を殺す儀式を見るか、生贄の儀式が終わってから見るか言われて、終わってから葬儀を見る方を希望した。


toraja0417.jpg

   
 葬儀会場になった広場。左端の建物が弔問客が休憩するスペースがあった建物。自分もこの中で休んだ。

 真ん中が親族が使っていた建物。右端が葬儀のために新設されたもので、葬儀の途中で棺桶が赤い階段を引き上げられ、2階の部分に安置された。


toraja0418.jpg


 やがて葬式が始まった。キリスト教式で行われ、牧師が聖書を読み上げたりする。伝統的な葬儀の中にキリスト教の儀式があるとは思ってもみなかった。


toraja0419.jpg

   葬式の中では聖歌がいくつか歌われた。そのための聖歌隊もいた。生贄の水牛が解体された前で聖歌隊が歌うのが不思議な感じだ。


toraja0420.jpg


 白い服装をしているのが故人の遺族で、葬式会場の中心にあらわれた。30分ほどでキリスト教式の儀式は終わった。
posted by とんび at 23:38| Comment(2) | インドネシア

2017年12月17日

ボルの水牛市場

タナトラジャ旅行記4日目1回目


toraja0401.jpg


 ランテパオの宿で2度目の朝。朝食は、前日と同じウェスタンスタイルのセットにした。前日とは選び方を変えて、パンはトースト、卵料理はスクランブルエッグ、フルーツかジュースかはフルーツ、飲物は紅茶にした。前日のコーヒーはカップに入れて出されたが、紅茶はポットで出された。

 食事が終わると、まだガイドと約束の時間ではなかったが、ガイドがロビーで待っていたので、いったん部屋に戻ったあと、すぐにロビーに戻った。


toraja0402.jpg


 このあと、ガイドとドライバーとともに、ランテパオの北東部であるボルの水牛市場に向った。

 コースを決めるにあたって、葬儀を最初から最後まで全部見るか、一番最初にある生贄の水牛を殺すところは見るのを省いてかわりにこの日に市が開かれるボルの水牛市場に行くか、どちらがよいか聞かれた。それで、水牛を殺す場面を見るよりは、水牛市場に連れていってほしいと希望したので、まずは、葬儀会場とは方向が反対側であるボルにやってきたのだ。


toraja0403.jpg


 水牛市場は広場の周囲に水牛舎が円形に並び、その真ん中の広場で水牛の取引が行われるようだ。行ったときには、まだ取引は行われておらず、広場では水牛を洗って準備しており、トラックで次々と水牛が運ばれてきていたころだった。


toraja0404.jpg

 うられていく水牛。


toraja0405.jpg


 水牛市場の建物から出て、歩いていると、市場にやってきた水牛たちが列をなして歩いていた。


toraja0406.jpg


 水牛市場のそばに規模は小さいが豚市場もあった。ここの豚は全部が黒豚だ。豚たちは、竹に身体をくくりつけられ、手足もくくられて、身動きできないようにされていた。中にはなんとかして紐をはずそうとして暴れている豚もいるが、無駄な抵抗で、やがて疲れて動かなくなっていった。自分がこの先、どんな運命になるのか予想している感じで、悲しげなうめき声をあげている豚が多い。


toraja0407.jpg

  
 豚市場の隣には鶏市場もあった。豚市場よりさらに小規模だが、ゲージに入れられた鶏や人に抱かれた鶏が集まってきていた。

 1時間ほど滞在して水牛市場をあとにした。
posted by とんび at 21:06| Comment(2) | インドネシア

2017年12月03日

伝統料理パピオンを食す

タナトラジャ旅行記3日目6回目


toraja0360.jpg


 ケテ・ケスを出るころにはうす暗くなり、30分後にホテルに戻ったころには真っ暗になっていた。前日にホテルの真向かいにあるレストランの予約を19時に入れていたので、ホテルでは30分も休憩することなく、夕食に外出。

 予約は座席をとるためというより、食べたかったタナトラジャを代表する名物料理である「パピオン」が3時間以上前に予約が必要だったからだ。竹筒に鶏肉、豚肉、魚、野菜などを香辛料とともに混ぜたものを入れて、蒸し焼きにする料理だ。現地人でも食べるのは儀式のときぐらいなものだそうで、ぜひ食べてみたいと思っていたのだ。

 予約時間ちょうどにレストランに行くと、もう少し待ってほしいということで、ビンタンビールを飲みながら待った。


toraja0361.jpg


 運ばれきたご飯は、半分が黒米。黒といっても、真っ黒ではなく、濃い紫色だ。濃い紫色をしている食べ物には、ぶどうやなすがあるが、ぶどうやなすと同じくアントシアニンが含まれている。アントシアニンのおかげで健康にいい。


toraja0362.jpg


 大きな皿に野菜がパラパラと置かれている。かためておかないのはどうしてだろう。ここに出来上がったパピオンを移して食べるので、混ぜやすいからか。


toraja0363.jpg


 パピオンが出来上がった。竹筒のままテーブルまで運ばれてきて、器の上に筒の中の中身を出してくれる。


toraja0364.jpg

  
 竹筒から出されたパピオン。鶏肉のものを注文したが、豚肉のもの、魚のものもある。鶏肉は細かくほぐされており、野菜も混じっている。香辛料がきいていて、そのまま食べることができる。

 90000ルピア(750円)。あとビールが35000ルピア(300円)。


toraja0365.jpg


 ホテルに戻って前日に買った果物や菓子を食べてみた。

 前日にバスの休憩時に買ったサラック。まだ食べていなかったので、食べてみた。量が多いので少しづつ食べていく。


toraja0366.jpg


 皮をむいたところ。


toraja0367.jpg


 梨に似た味がするが、梨よりは固い。熟していない柿のような感じだ。種も柿の種のくらいのものだ。 


toraja0368.jpg


 これもバスの休憩時に買ったサラックから作った菓子。


toraja0369.jpg


 1個1個、葉できっちり包んである。


toraja0370.jpg


 意外にも中からでてきたのは黒い塊。一口食べて、激甘でびっくり。あまりに甘いので一度に1個食べるのがやっと。
posted by とんび at 19:22| Comment(2) | インドネシア

2017年12月02日

ケテ・ケス

タナトラジャ旅行記3日目5回目


toraja0346.jpg


 次はケテ・ケスに向うのだが、途中でカフェに寄った。ガイドのすすめだったので、ガイドにも少しお金の一部が入るのかもしれない。トンコナンを模した形をしている。



toraja0347.jpg


 壁のないオープンなカフェ。外にはトンコナンが並んでいる。小さな村の中にある観光客向けカフェなのだろう。


toraja0348.jpg


 オレンジジュースを注文。


toraja0349.jpg


   ガイドが席にやってきて、白い飲物を飲み始め、自分にもすすめられた。アブラヤシからつくられた酒でアラックという。インドネシアでは各地で飲まれているとのことだが、これまでは知らなかった。

 ペットボトルに入っているのを見るとカルピスに似ていた。酸味のきつい酒で、甘味もあり、アルコールに気づきにくい。


toraja0350.jpg


  ケテ・ケスに到着。村の入口で入場料2万ルピアを払って入ると、まず大きな広場があった。数年前にここで大規模な葬儀が行われたという。広場の向うにトンコナンが並ぶ村が見える。


toraja0351.jpg

  
 トンコナンが並ぶケテ・ケスの村。トンコナンは厳密には2種類あって、左側には住居として使われているトンコナンが並んでいる。右側に並んでいるのは、米の貯蔵庫として使われているもので、アランとも呼ばれている。


toraja0352.jpg


 住居として使われているトンコナン。2階への階段がついているのと、正面に水牛の頭が飾られているのが特徴。


toraja0353.jpg

 米の貯蔵庫であるアラン。住居用のトンコナンより小さく、2階への階段がなく、必ず高床式になっている。


toraja0354.jpg


 トンコナンの正面に飾られている水牛の角。葬儀のさいに生贄にされた水牛の角が残されているもので、この角の数が多いと、お金持ちという評価になるようだ。角が飾られている柱は、トンコナンのせり出している屋根を支える働きもしているようだ。


toraja0355.jpg


 水牛の歯も飾られていた。


toraja0356.jpg


 小道を歩いて、村の奥のほうへ行ってみた、さまざまな墓があった。トンコナン型の下にあるのは棺桶。左の建物も墓。


toraja0357.jpg

   
 ガラスケースの中にあったタウタウ。生きているかのリアリティがある。


toraja0358.jpg


 洞窟墳墓もあった。洞窟の中に頭蓋骨がころがっていたりした。洞窟の中にもタウタウがあった。


toraja0359.jpg


 崖に棺桶がつりさげられていた。写真は階段のすぐそばにあった棺桶を撮影したもの。階段から遠く離れたところで、上からつりさげられている棺桶もあった。
posted by とんび at 22:49| Comment(6) | インドネシア

2017年12月01日

イエスキリスト像とダンパガロの洞窟墳墓

タナトラジャ旅行記3日目4回目


toraja0336.jpg


 結婚式のあと、マカレの東へ車を走らせる。やがて山の上に何やら見えてきた。イエスキリストの像だ。これから、ここへ上っていく。


toraja0337.jpg


 やがて山上に到着。像の裏手。像の下部は展望台のように見えたが、中には入れなかった。


toraja0338.jpg


 マカレの方向を眺める。


toraja0339.jpg

   
 マカレの中心部を拡大。これでもタナトラジャでは最大の街だ。


toraja0340.jpg


 イエスキリスト像を真下から眺める。タナトラジャはイスラムが優勢なインドネシアにあってキリスト教地域だ。しかもオランダの影響もあって、プロテスタントが優勢だ。プロテスタントの教会はよく見かける。ただ、カトリック教会やイスラムのモスクも少しあった。


toraja0341.jpg


 続いて、ダンパガロに向った。小川のそばの洞窟に入ると、不気味な空気が流れていた。そこには船形の墓があった。ここは洞窟墳墓なのだ。


toraja0342.jpg


 船型の墓。洞窟の中に無造作に置かれてるように見える。


toraja0343.jpg


 洞窟の一角には、頭蓋骨と手足の骨が並べられていた。


toraja0344.jpg


 洞窟内の高い位置の横穴に墓が入っていて、横穴の入口にはタウタウが置かれていた。


toraja0345.jpg


 タウタウが頭蓋骨を持っているのもあった。どういう意味なのだろうか。
posted by とんび at 22:43| Comment(2) | インドネシア

2017年11月26日

結婚式に参列

タナトラジャ旅行記3日目3回目


toraja0321.jpg


 レモからタナトラジャ地方で最大の街であるマカレへは20分ほど。結婚式が行われるのは、マカレで一番大きいというホテル。地元有力者の子弟の結婚式で誰でも参列できるのだという。

 式場へは赤いカーペットが敷かれ、参列客はここから式場に入る。建物の中に入ると、両側に新郎新婦両家族らが並んでいて、握手をしながら、お祝いの言葉を述べていく。もちろん、無言で握手だけして中に進んだ。記帳台がおかれていて、名前を書いた。祝儀も準備したが、ここで渡すのではなく、式の最後に新郎新婦に直接渡すそうだ。


toraja0322.jpg


 記帳を終えたあと、ドーム型の屋根の下の一般参列者の席に座る。ドームの下は普段は駐車場になっているようだが、この日は椅子が多数置かれ、式場の一部になっていた。


toraja0323.jpg


 自分の席から、新郎新婦の家族が握手しているところを望む。赤い服を着て建っている男女が新郎新婦の家族だ。


toraja0324.jpg


 記帳場所。通路の両側にあって、どちらかで名前を書く。


toraja0325.jpg


 式の中心になる舞台に向って左が、ドーム型天井の一般参列者席。


toraja0326.jpg


 舞台の正面は来賓席だ。


toraja0327.jpg


 新郎新婦が会場に到着し、舞台では踊りが始まり、舞台に新郎新婦が上がるのを待っていた。


toraja0328.jpg

  
 式場入口から赤いカーペットの通路を通って、新郎新婦が建物内に入ってきた。来賓席の真中を歩いている新郎新婦。


toraja0329.jpg


 舞台上にあるステージに新郎新婦が着席、その両側には、新郎の両親、新婦の両親が座っている。しばらく舞台では踊りが続いた。


toraja0330.jpg

  
 ステージ上の新郎新婦。

 踊りのあとは、スピーチが続いた。来賓を代表しての祝辞を述べたのは、マカレの市長だという。


toraja0331.jpg

   
toraja0332.jpg


 いよいよ待ちに待った食事タイム。ビュッフェ式だ。


toraja0333.jpg


 ホテルのビュッフェなので、なんだかホテルの朝食のような感じの食事だ。伝統的な結婚式を見ることができたうえ、昼食も食べることができてよかった。


toraja0334.jpg


 食事後は、新郎新婦と両方の両親と握手をし、お祝いを述べる。このとき、新郎か新婦に祝儀を渡すのだ。

 多数の人たちが集まり、大混雑。このあとステージの上の新郎新婦のところに行くのだが、10分ほどかかった。


toraja0335.jpg

  
 新郎新婦と両方の両親と握手をして、お祝いの言葉を述べる。言葉の代わりに握手で気持ちを伝えた。このとき新郎に直接に祝儀を渡した。10万ルピア(830円)を包んだ封筒を渡しておいた。伝統的な結婚式をみることができ、昼食もいただくことができてとてもラッキーだった。

 これで結婚式は終了。参加者が三々五々、式場を後にした。自分とガイドも待たせてある車へ向かった。
posted by とんび at 22:12| Comment(0) | インドネシア

2017年11月25日

ガイドを雇い、レモの岩窟墓へ

タナトラジャ旅行記3日目2回目


toraja0311.jpg


 大通りへ戻ってインフォメーションを探そうと思っていた矢先、ウィスマ・マリアのすぐ近くで、TOURIST INFORMATIONと書かれた店を発見。どうみても、公的なインフォメーションではなく、個人経営の旅行店のようだ。渡りに船という感じで、話を聞いてみて、極端に条件が悪くなければ、この店でガイドと車を頼もうと思って、中に入ってみた。

 やはり、個人経営のようで、店主がガイドを兼ねていた。聞けば、ガイド料は8時間で40ドル(4500円)、交通費はバイクだとガソリン代入れて15ドル(1700円)、車だとドライバーを別に雇いガソリン代入れて55ドル(6100円)だという。ランテパオ滞在の最終日に公的なインフォメーションで、車のみチャーターしたが、ガソリン代入れて6時間で50万ルピア(4300円)だったので、どこで頼んでもほぼ同一の料金になるようだ。最初の提示からほとんど安くならなかったのだが、協定価格なのかもしれない。

   はじめに葬儀のさいのガイドだけを頼んだのだが、葬儀は翌日に行われる村があるので、翌日に行き、それとは別に、この日、このあとマカレで地元有力者の結婚式があるので、それも見ないか勧められた。また、葬儀、結婚式とも、1日がかりではないので、この日は結婚式以外に、レモ、イエスキリスト像の丘、タンパガロ、ケテ・クス、翌日は葬儀以外に水牛市場、ロンダへ行くというメニューを提示された。自分の計画では、ガイドを雇うのは、葬儀だけのつもりだったのだが、結婚式も面白そうだし、参加するならガイドがいないと困るので、店主兼ガイドの提案を受け入れることにした。乗り物はバイクの場合と車の場合で倍近く違い、2日で190ドルは予定外だったのだが、1年前にバリ島でバイタクの事故を直近で目撃した自分は、値段にかかわらず車を選んだ。


toraja0312.jpg


 手配終了後、車がやってくるのを10分ほど待つ。ランテパオの南に車を走らせること40分ほど。岩窟墓のあるレモに到着。村の入口で2万ルピアの入場料を払う。


toraja0313.jpg


 しばらく歩くと岩窟墓が見えてきた。


toraja0314.jpg


 近づくと岸壁の上の方に墓穴がたくさん開いている。  さらに近づくと、墓穴には扉があって閉じられていることがわかる。


toraja0315.jpg


 墓穴とは別に岩壁を少し掘ったところに人形が並べられている。タウタウといい、死者の生前の姿を現した人形で、死者の魂が宿っているという。かなり写実的であるのが、なまなましくちょっと気持ち悪い。


toraja0316.jpg


 タウタウを拡大。


toraja0317.jpg


 墓の下にトンコナン型をしたものがあった。棺桶をこれにのせて運んできたのだ。


toraja0318.jpg


 さらに小道を上がっていくと、新しい岩窟墓が掘られていた。岩窟墓は遺跡ではない。今も新たに作られ、埋葬があ粉われているのだ。


toraja0319.jpg


 小道沿いに岩窟墓が続く。上部の方ほど裕福層の墓が多く、下部の方は庶民の墓が多いという。


toraja0320.jpg


 売店ではタウタウのミニチュアが売られていた。
posted by とんび at 23:26| Comment(0) | インドネシア