2017年03月08日

ムガル帝国最後の皇帝の墓とシュエダゴンパゴダ

ヤンゴン旅行記2日目2回目

※前回のミャンマー訪問は10年前ではなく、11年前の2005年末から2006年初で11年前でした。すでにアップロードした分については変更しません。

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 ヤンゴン中央駅からタクシーで向かったのは、ムガル帝国最後の皇帝であるバハドゥール・シャー・ザファルの墓。距離は2kmほどで歩けなくもなかったが、暑いのでタクシーにした。1500チャット(約135円)で、10分ほどで到着。


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 ちょうどイスラム教徒らしい女性が何人か中からでてきた。モスクのような建物だ。


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 内部もモスクを想起させる。中央にある白い部分からは地下をのぞくようになっている。


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 地下の部分にあるのが、バハドゥール・シャー・ザファルの墓。

 16世紀、ムガル帝国は、インドへ西方から侵攻したバーブルによって建国されたイスラム国家。17世紀のアウランゼーブ帝時代が最盛期でインド全域を支配した。その父シャー・ジャハンがタージマハルを建設した。しかし、その後はし衰退に向った。18世紀にはイギリスの侵攻で、権力をイギリスに奪われ、名目的な国家になっていった。1875年に反英反乱であるインド大反乱が起こり、ムガル皇帝バハドゥール・シャー・ザファルを頭にたてた。しかし翌年鎮圧されると、皇帝も捕えられたあとミャンマーに送られ、ムガル帝国も滅亡した。最後のムガル皇帝の墓がヤンゴンにあるのは、こういった歴史的事情があるからだ。


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   ほかの部屋も見て歩いたが、子などの墓が置かれた部屋のほか、現役のモスクとして使われている部屋もあった。現役のモスクは観光用のものなどをのぞくと入場できないことが多いので、入れたのはよかった。


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 続いて、シュエダゴンパゴダに1km歩いて向った。緩い坂道になっていて、暑い中歩くのはなかなかつらい。

 シュエは「金」。ダゴンはヤンゴンの古名だ。パゴダは「仏塔」の意味で、「寺」ではない。「寺」の中に「パゴダ」があるわけだが、ミャンマーの場合は、慣例的に寺のことを「〇〇〇パゴダ」ということが多いようだ。なお、ガイドブックでは「パゴダ」のことを「パヤー」と書いてあることもあるが、「パゴダ」と同じ意味で、現地発音に近い書き方にしてあるのだろう。

 入口は東西南北に4ヶ所あるが、南側の入口に到着。11年ぶりの訪問だ。シュエダゴンパゴダは、ヤンゴン最大の寺で、地元民にとっては信仰の中心、観光客にとっては最大の観光地といえる。11年前は夕暮れ時にやってきたのだが、今回は真昼の訪問。


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 入場するとすぐに受付のようなところがあり、履物を預けるように求められた。500チャット。しかし入場料は何も言われなかった。10年前はここで入場料を払ったのだが、入場料は不要になったのだろうか。

 そのあと、長い参道を歩く。とても長く、300mくらいあるが、屋根つきなので、暑くなくてよい。両側には、お供えなどを販売する店が続き、退屈せずに歩ける。エレベータもあるとのことだが、あとで東側を歩いてわかったのだが、エレベータは東側の入口に設置されているのだった。


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 パゴダが林立する丘の上に到着。中央に巨大なパゴダがそびえたっている。高さ40m、周囲400mくらいある。表面の金色は、金箔ではなく、金の板でつくられている。その周囲には無数の大小さまざまなパゴダがたっている。


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 中央のケースに収められた仏像を拝む人々。写真右上のモニターには、その仏像が映しだされているのだろうか。何か言われのある仏像だろうが、詳細は不明。


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 木陰に置かれた仏像もあり、休憩所のようになっていた。


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 水飲み場。飲料水のタンクも置かれていて、自由に飲むことができる。


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 やさしい顔つきの寝仏。安置された間は床張りで、ここも休憩所のようだ。

 境内は裸足なので、地面が熱せられていて、慣れないとつらい。ところどころで水がまかれているが、それはそれで滑りやすい。トイレも裸足で入らねばならないのもつらかった。


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 曜日ごとの仏像に水をかける人々。曜日は、水曜日が午前と午後にわかれていて、八曜日と呼ばれている。中心にある黄金のパゴダの回りの8つの方角に仏像が置かれ、 仏像の下には、その曜日の動物の像もある。


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 境内の一角に、インドじゃないのかと思うようなパゴダもあった。


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 釣鐘。確か以前は鐘をついたような記憶があるのだが、今は突き棒がはずされ、鐘のまわりには立ちれないように柵が設けられていた。 


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 ふくろう型の飲料水の甕。


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 兄のパゴダ。メインのパゴダを小さくしたような黄金のパゴダ。境内の北東の隅に建っている。

 シュエダゴンパゴダでは2時間くらい滞在して、あちこち見て廻った。前回は夕暮れ時で見えにくかったところも見て廻れた。
posted by とんび at 20:06| Comment(2) | ミャンマー