
チャチューンサオのバスターミナルはエカマイより少し大きく、地方都市のバスターミナルとしても大きいほうだ。大型バス、バン、ソンテウが出発している。
停車していたソンテウのドライバーに尋ねたが、バーンマイへは行かないという。何かおしえてくれているようだったが、タイ語のためわからず。さて、ターミナル内の表示はすべてタイ語で英語がないし、困ってしまった。

切符売り場の表示もタイ語ばかりで英語がない。帰りの切符を買うときも困りそうだ。
珍しくinformationと英語が書いてあった窓口があり、聞いてみた。バーンマイを通るソンテウはターミナルを出て、正面の通りのターミナルの反対側からでているらしい。こりゃ、ターミナル内でいくらきいてもわからないはずだ。

ターミナルを出て、道路の反対側に行くとソンテウが止まっていた。ドライバーに聞くと、バーンマイを通るらしい。それで、ドライバーにタラート・バーンマイで下りるとジェスチャーで伝えておいた。
今回の場合、すでにターミナル内の地図でバーンマイの場所がわかっていて、i-phoneでそこに行くのを確認していればよいので、仮に止まってくれなくても、自力で判断してボタンをおせそうだ。

ソンテウでに15分ほど乗車すると、地図上ではバーンマイと思われるところにやってきた。ボタンを押そうとしたら、押す前に止まってくれた。
目の前に「新夜市場」の看板がある。ここが入口のようだ。

期待して入口を入ったのだが入った瞬間に落胆。ほとんどの店が閉店だったからだ。水上市場には、毎日営業のところと、土日のみ営業のところがある。ここは、毎日営業だが、土日以外は閉まっている店が多いとネット情報でわかってはいたのだが、ここまで閉まっているとは予想していなかった。
でも、ここも百年市場と言われるのだが、その歴史を感じさせてくれるには、閉店していても十分だ。

水辺に出た。通路の両側にならぶ店のうち、川に近い側の店が水上家屋になっていて、通路のあたりは陸上のような感じであった。

さらにすすむが、先のほうは完全に閉店状態だった。

市場の終わったあたりで川の対岸を望む。熱帯の川らしい雰囲気が感じられる風景だ。

入口に向かって引き返す。数少ない営業いていた店。

入口近くにあったレストラン。閑散としていたが、営業はしていた。
まず、チャンビール。氷もふんだんに持ってきてくれた。大瓶で80バーツは安めか。

魚入りのスープ。石鍋の下には火がついている。70バーツ。

グリーン・チキンカレー。70バーツ。

カレーにはナンかライスのどちらをつけるか選べたので、ナンを注文。

食事中に窓を見ていたら、貨物列車が通過。チャチューンサオはタイ国鉄東線がアランヤプラテート方面とパタヤ方面に分かれる分岐駅だが、パタヤ方面の旅客列車は1日1往復のローカル路線。貨物とはいえ、列車に遭遇したのは、タイミングがよかった。
トイレにもいったが、水上トイレで川に垂れ流しだった。