2025年04月28日

延暦寺で今年最後の桜 横川、峰道レストラン、西塔

一昨日(26日)に延暦寺で今年最後の桜を見てきました。

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延暦寺 1回目

出町柳から横川へ

 延暦寺の桜が満開ということで、見に行くことにした。でも、延暦寺が桜の名所とは聞かないし、どれだけ桜が咲いているのだろうか。

 今年の桜を見るのも、最後になるだろうと思い、2年ぶりに延暦寺へ。

 スタートは、叡電・出町柳駅。京都側から比叡山に上るケーブル始発は、ケーブル八瀬駅を9時発。それに合わせて、出町柳駅を8時22分発の八瀬比叡山口行きに乗車。
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 利用する切符は「比叡山日帰りきっぷ」。叡電・出町柳〜八瀬比叡山口、京都側の叡山ケーブルとロープウェイ、延暦エリア内の江若バス(比叡山頂〜横川)を自由に乗車できる。出町柳駅で購入。

 出町柳から叡電、ケーブルとロープウェイ、比叡山頂から横川までバスに普通に乗車すると4160円。実際はもっとこまめに乗り下りするので、もっと多くかかるので、2800円というのはかなり安い。(実際には4780円分乗車し、かなりお得だった。)
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 八瀬比叡山口駅。8時36分着。味のあるレトロな駅舎だ。
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 ケーブル乗り場まで川沿いに5分ほど歩く。はじめて来た客には少しわかりづらい。
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 ガイドマップ。

 ケーブル八瀬駅からケーブル比叡駅まで上ると、目の前にロープ比叡駅があり、ロープウェイで比叡山頂駅へ。

 歩いて10分ほどで、延暦寺方面へのシャトルバス乗場。普通に山道を歩くほか、ガーデンミュージアム比叡の中を散歩する方法もあるが、散歩は帰路に回して、まずバスの終着の横川に向かう。

 ケーブルの下の駅では17度だが、比叡山頂では12度。予想より涼しい。
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 ケーブルは、土日は日中15分間隔だが、平日は30分間隔。

 高低差日本一563mとある。そんなにあったのか。そういえば、大津側の比叡山ケーブルは、坂本から延暦寺まで、2025mで、長さは日本一。

 京都側のケーブルは長さ約1.3kmだが、それでもかなり長く。乗車時間も9分かかる。
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 ケーブルの始発便の9時発に乗車。
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 行き違い。
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 ケーブル比叡からロープ比叡までは徒歩1分。ケーブルに接続してロープウェイが出る。9時15分発の始発のロープウェイに乗車。
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 ロープウェイの行き違い。3分で比叡山頂に到着。

 ロープウェイの下を歩くハイキングコースは、京都一周トレイルになっていて、45分ほどで歩いたことがある。
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 比叡山頂下車。撮影している自分の背後には、ガーデンミュージアムの入口がある。
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 比叡山頂バス停までには、桜が何か所か咲いていた。
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 比叡山頂バス停に着くと、9時30分発の始発の横川(よかわ)行きが待っていた。
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 シャトルバスの停車バス停。まず終点の横川まで行き、引き返すことにする。
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横 川

 9時50分、横川着。

 出町柳を出発してから約1時間30分かかった。距離の割に時間はかかる。

 門を入り、右手にある巡拝券売場で券を購入。
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 巡拝券。拝観可能な堂全部に使える。(国宝殿をのぞく)
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 横川中堂に向かう途中、この地で修行し、のちに宗派を開いた道元、栄西、日蓮などの生涯を描いた絵が並ぶ中、横川中堂の下に到着。

 下から桜ごしに横川中堂を見られた。
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 横川中堂。

 堂内は本尊の後側を回って一周できる。

 1942年、落雷で焼失。1971年、再建された。
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 秘宝館(現在は使われていない)の前庭も桜がよく咲いていた。
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 恵心堂では修行なのか、何かの研修なのか、参拝する一団の後で見学。ここは、時期外れの紅葉が多かった。
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 元三大師堂。元三大師(良源)が住んだので、そう呼ばれる。四季に法華経の論議が行われたことから、四季講堂とも呼ばれる。

 おみくじ発祥の地でもあるようだが、現在のおみくじとは違った形態のようだ。
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 元三大師が鏡に自分を映すと、2本の角の生えた骸骨が映ったという。その姿の像は、魔除けとして利用されるようになったという。そのため大師は、角(つの)大師とも呼ばれる。
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 角大師の護符の絵、
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 根本如法塔。

 中心が円形。大正14年竣工でわりと新しい。
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峰道レストラン

 横川発11時30分のバスで峰道に向かった。11時36分、峰道バス停そばの峰道レストランで昼食にする。
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 魑魅魍魎狩籠の丘(ちみもうりょうかりごめのおか)。

 比叡山の北東のこのエリアは魔物が住むといわれていたが、伝教大師は。3つの石を用いて、魔物を封じ込めたという。今も回峰行者は、この場所で供養をするという。
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 店内。
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 窓際に空席があり、琵琶湖がよく見えた。
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 湖(うみ)の御膳。近江名物がいろいろ入っているようなので選んだ。
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 左上部分のおかずを拡大。

 上段左から、ごま豆腐とゆばのあんかけ、鮒すし、近江牛と赤こんにゃくのしぐれ煮。

 左下、いんげん、卵焼き、海老豆、小鮎の甘露煮、香の物。右下、ホンモロコの南蛮漬、わかさぎとびわますの天ぷら。
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 近江黒鶏のはりはり鍋。
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 峰道の駐車場の周辺は桜が満開だった。
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 大手毬だろうか。
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 白い山桜もきれいだ。
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西 塔

 峰道12時36分発のバスに乗車し、12時40分、西塔着。

 駐車場から西塔エリアに入るゲート付近は桜が多い。
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 駐車場の桜。
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 にない堂。左が常行堂、右が法華堂。同じ形で左右対称の堂が廊下でつながっている。
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 弁慶が廊下の下に肩を入れてかついだという伝説から「にない堂」の名がついた。
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 西塔の本堂である転法輪堂(釈迦堂)。

 延暦寺に残る最古の堂。もともとは三井寺にあり、1347年のもの。秀吉の命により、1596年、こちらに移転された。
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 伝教大師御廟(浄土院)。延暦寺内で最も神聖な場所。
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 このあと、歩いて東塔へ行こうと思っていた。でも、ここを出たあと長い階段を上るようだったので、駐車場に戻り、バスに乗車。(東塔からここへは複数回歩いているが、東塔からは下り階段)
posted by とんび at 20:02 | Comment(1) | 近畿

2025年04月27日

奈良博「超国宝」と東大寺散策

昨日(26日)は、延暦寺で今年最後の桜を見てきました。報告は明日以降に回します。今日の報告は、一昨日行った奈良博の続きです。

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奈良博「超国宝」

 奈良博に到着。

 この日は「超国宝」展が始まって1週間経過後。報道で、初日、この場所で長蛇の列ができているのを見ていたので、心配もしていたが、列はなく、普通に入場できた。
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 「超国宝」展は、奈良博130年記念の特別展。

 ポスターは、左は、法隆寺の観音菩薩立像(通称、百済観音)。寺でも見ているが、じっくり見ることができた。

 右は、中宮寺の菩薩半跏像(通称、如意輪観音)。これは、期間の後半に展示で見られなかった。

 国宝が約110点とのことだが、前後半での入れ替えがかなり多く、それを含めての110点のようだ。

 今回どうしても見たかったのは、石上神宮の七支刀で、展示の最後に登場していた。
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 入口でこの写真をとったあとは、撮影禁止。この写真には七支刀も入っている。

 説明も見ながらだと、2時間ほどかかった。12時に入って、14時くらいまで。
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 見学後、なら仏像館をざっと見るのだが、いつもは地下道通るところ、今回はいったん外に出て、地上を歩いた。

 館の庭園が公開されていたから。当日の入館者が入ることができる。期待せずに入ったら、大和八重桜が散っている時期に遭遇し、地上がピンクのじゅうたんのようになっているのを見られた。
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 大和八重桜。木によっては、まだ散ってないのもあった。
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 庭園を出て、なら仏像館に向かう途中、藤棚があり、藤もきれいだった。
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 なら仏像館は、ざっと歩いて通過。金峯山寺の金剛力士立像は何度見てもすばらしい。

 見学を終えると、15時。「超国宝」2時間、庭園となら仏像館で1時間、計3時間の滞在だった。
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東大寺散策

 奈良博を見終えたのが16時ならそのまま帰宅するところだが、15時なので、東大寺の境内を散歩してから帰ることにした。

 無料エリアからのぞいた大仏殿。入場はしなかった。
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 お水とりの日にやってきて以来、約40日ぶりの二月堂。
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 お水とりのさいには、この写真の右下あたりから見ていた。
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 正倉院の外構は15時で見られなくなるが、柵の外からも少し見える。
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 転害門から外に出た。手前で桜が咲いていた。
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 吉野葛切りの「天極堂」で休憩。
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 店内。
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 くず餅。

 出来立てを食べられた。まだ温かかった。
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 近鉄・奈良駅から帰宅。
posted by とんび at 07:00 | Comment(2) | 近畿

2025年04月26日

"鹿号"みて、"巾着きつね"食べ、奈良博へ向かう

昨日(25日)は、奈良博で開催の「超国宝」を見に行きました。

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奈良 1回目

鹿号と巾着きつね

 奈良国立博物館で開催の「超国宝」の見学を目的にして奈良へ。

 スタートの近鉄・奈良駅では、到着後すぐにやってきた後続電車が「鹿号」だった。

 鹿のデザインをラッピングした電車。1編成だけで、運用は日々変わるので、見かけるのは偶然、たまたまやってきたので、じっくり見られた。
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 側面のデザイン。
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 ドアが開いた状態。
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 車内。

 シートの背もたれは鹿柄。つり広告のかわりに鹿のポスター。
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 つり皮にも鹿のマスコットがついている。
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 ドアの内側やドア横の広告スペースも鹿、鹿。
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 鹿号をしっかり見たあと、改札を出て、ひがしむき商店街を南下。

 ひがしむき商店街を歩き終え、三条通に出て、餅飯殿(もちいどの)商店街の入口にある「麺闘庵」へ。

 一瞬、誰も並んでいないと思ったが、紙に名前を書いて待つスタイルになったため。結局、11時の開店の20分前にきたものの、名前を書いた順番が8番目で、入店は11時20分ごろだった。
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 2年前の前回はカレー巾着にしたので、今回は巾着きつねにした。前回は、1年9ヶ月前だったが、巾着きつねは200円、カレー巾着は300円アップ。
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 巾着きつね。大きな揚げの中にうどんが1玉入っている。
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 巾着を切って、中からうどんを取り出して、いただく。

 味は普通のきつねうどんだ。
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 餅飯殿商店街の入口。入口を入って右側の最初の店が「麺闘庵」。道路は三条通。

 道路を挟んで、右側には、2025年2月にほかの場所に移転したものの、長らく、南都銀行の本店があった。
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 上の写真で、餅飯殿書店街の入口のコンビニ側の角の前に、かつて、里程元標があったという表示がある。

 歩くのが基本だった時代の街道の起終点はここだったのだろう。しかし、自動車が基本の時代になって、別の場所に道路の起終点は移動したのだろう。
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 近鉄奈良駅から奈良博や東大寺に向かうさい。いつもは登大路を歩くが、今回は三条通から春日大社の参道に入った。

 南に猿沢の池、北に興福寺の南円堂を見ながら東に向かう。
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 鹿の標識もある。
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 春日大社の一の鳥居。ここからは奈良公園内の春日大社参道を歩く。この付近から鹿をたくさん見かける。
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2025年04月25日

御堂筋から大阪城まで散歩、大阪城の櫓と豊臣石垣館見学

ガスビル食堂と大阪城 2回目

御堂筋から大阪城へ散歩

 ガスビルの出入口のうち、食堂へのエレベータは南側の出入口にあった。南側は平野町通りに面している。北側は道修町通りに面しているが、製薬会社めぐりでかなり歩いたので、今回は平野町通りを歩いて大阪城へ向かった。

 大阪を中心にする上等カレーの店があった。
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 道路を渡り、店の前でメニューを見てびっくり。先日、京都で唯一の上等カレーである醍醐店で、醍醐寺に行ったさい、カレーを食べたのだが、何と、値段が違っていて、醍醐店よりメニューにより、30〜130円程度安い。しかも、醍醐店にはなかったカレーもある。上等カレーは店によって、値段やメニューが違うのだろうか。この日は、昼食を食べたばかりだったが、別の上等カレーで味なども確認してみたい。
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 「東横イン淀屋橋駅南」があった。一瞬、えっつ、と思った。淀屋橋と本町の中間付近なので。でも、「淀屋橋駅前」じゃなく、「淀屋橋駅南」だからいいのかもしれないが、釈然とはしない。

 東横インの場合「〇〇駅前」という名でも、駅から結構離れている場合があるので、要注意だ。
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 「ビフテキのスエヒロ」があった。ここは「Hibio」の表示はなく、天六「スエヒロ」のように、グループから切離されて、「Hibio」のグループに入ったわけじゃなさそうだ。
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 メニューなどを見ようと玄関まで行って、びっくり。何と閉店していた。ほかのグループに入るとかじゃなく、閉店のようだ。
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 平野橋。高麗橋の1つ南の橋。橋を渡った先に郵便局があったのだが、そこは「高麗橋郵便局」だった。大阪では高麗橋が、東京の日本橋や京の三条大橋に匹敵する橋なんだと実感する。
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 谷町筋をこえると、大阪府庁の別館がいくつかあった。

 大阪城の壕に面して、大阪府庁があるのは何度もみているが、谷町筋近くまで別館がいくつもあるとは知らなかった。
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大阪城の櫓と豊臣石垣館

 大手門から大阪城に入城。真中は多聞櫓、左は千貫櫓。
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 多聞櫓の下を通る。
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 櫓の公開だが、3月と5月10日から11月中の土日は多聞櫓と千貫櫓、4月1日から5月6日の毎日は3つに加えて乾櫓が公開。乾櫓の公開中に見たかったが、先日は時間が遅くて見られなかったので、この日に再びやってきた。
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 櫓の入城料は、2つの時期は800円だが、乾櫓も見られる時期は1500円。

 加えて天守の入城料は、4月1日、600円から1200円に大幅に上った。

 ただ、豊臣石垣館にも入れる。今回入りたいのは豊臣石垣館だけで、天守は別にいいのだが、天守と石垣館はセットなので、やむをえず天守にも入るという感じ。櫓と天守・石垣館あわせて2700円で、100円割引の2600円払った。
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 西の丸庭園から見た天守。2週間前には桜が満開だったが、この日は完全に散ったあと。
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 西の丸退園では、つつじがあちこちで咲いていた。
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 乾櫓。「乾」は北西の方角のことで、この櫓は大阪城のなかでも、北西の隅にある櫓だ。

 乾櫓は、1階と2階の面積が同じで、これは珍しいらしい。確かに同じような大きさだ。
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 乾櫓の内部。2階もあるが2階は上れなかった。
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 1634年、家光は、完成した大阪城に入城し、乾櫓の対岸に町人を集めた。そして、乾櫓の窓から「采配」と呼ばれる、房つきの棒を降って、地子(土地税)を永久免除すると宣言した。これで。大阪城は徳川のものだと示したとされる。
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 乾櫓付近から壕を隔てた西側。左が大阪府庁本館、右が大阪府立大手前高校。
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 つぎに多聞櫓へ。門の上にあるのだが、木によって門になっていることがわからなくなっている。
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 多聞櫓の内部。門の上にあたる部分。写真の中央付近で右に曲がる。

 徳川氏による大阪城は1620年代に建造されたが、1783年の落雷で天守が焼け、1868年の明治維新の際の大火でほかの建物の大半も焼かれた。1845年の空襲で残りの建物のいくつかも焼け、結局、原型のまま元陣するのは3つの櫓だけになった。
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 続いて千貫櫓へ。千貫櫓の内部。
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 この後本丸へ向かい。4月1日からオープンしたばかりの豊臣石垣館へ。
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 昭和34年に地下で石垣が見つかり、何なのかわからなかったという。昭和50年代になって、徳川時の大阪城は、豊臣時代の石垣を盛土で埋めて、その上に築かれたと判明した。

 自分も、豊臣石垣館の話題で初めて、豊臣時代の石垣の上に盛土がされて、徳川の大阪城が築かれたと知って驚いた。
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 地下に埋められていた豊臣時代の石垣。
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 次に天守へ。櫓のところで共通券を買ったのですぐに入場できた。
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 天守の3、4会では徳川時代の「大坂城再築」の展示が行われていた。ほかの階の展示はパスしたが、3、4階だけ見学した。3、4階は、撮影禁止だったので、写真なし。
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 天守最上階(8階)から南側を見る。
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 このあと、京阪・京橋駅より帰宅。
posted by とんび at 08:00 | Comment(2) | 近畿

2025年04月24日

ガスビル食堂リベンジ

昨日(23日)は、ガスビル食堂で昼食後、大阪城まで散歩し、櫓の公開と新設された豊臣石垣館などに行ってきました。ガスビル食堂は、3月に道修町の製薬会社のミュージアムなどを回ったさい、満席で入れず、今回は予約していき、リベンジしました。大阪城は、今月はじめに造幣局と組み合わせて行きましたが、時間が遅く。桜を見るしかできなかったので、今回、入りたかった箇所に入りました。

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ガスビル食堂と大阪城 1回目

ガスビル食堂

 道修町の製薬会社めぐりをしたさい、大阪ガスビルで昼食をとろうとやってきたが、満席であきらめたのでリベンジ。

 1週間前に電話して、この日の予約がとれた。1週間前の電話では、翌日からこの日の前日まで4営業日は昼食時満席だった。土日は休業なので、1週間後になった。 

 スタートは京阪・淀屋橋。御堂筋を歩き、予約の12時30分にやってきた。北の道修町から南の平野町の間全部がこのビルになっている。

 このビルは、建築時から現在に至るまで大阪ガスの本社ビルで1933(昭和8)年竣工。右側は窓の形が違うが、この部分は1966(昭和41)年に増築された北館。1933年竣工の部分は南館。

 2027年には大改修をするとともに、西側(写真では左奥の部分)は33階建ての新ビルに建て替える計画だ。

 角の部分が丸くなっているが、建築当時、人気があった建築様式。
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 最上階の8階の南館部分が「ガスビル食堂」。

 写真で、最上階は「ガスビル食堂」で、丸くなっている付近に案内されて、着席した。
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 8階の「ガスビル食堂」に直行のエレベータに乗車。

 各階の案内板を見ると、2〜7階は、すべて大阪ガスの各部が利用している。

 1階は、ガスレンジなど大阪ガスが販売する製品の展示場や飲食店、クッキングスクールが入っている。
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 入口。左には「登録有形文化財」のパネル。
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 13時30分までは満席の表示。
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 店内へ。案内されたのは、建物の角に近く、窓が丸くなっている場所だった。

 食堂と名のっているが、デパートの食堂などよりは豪華感があり、昭和のレストランという雰囲気。
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 窓の位置が少し高く、立たないと外の風景は見にくい。それでも、立てば、御堂筋が真下に見える。意外と街路樹の緑が多い。
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 ランチを注文。肉か魚かは肉にした。水曜日は「ビーフカツレツ マスタードソース」。
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 飲物はスパークリングワインを注文。
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 まず、セロリ。塩をかけていただいた。セロリを出すのが、ガスビル食堂の伝統らしい。
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 野菜のクリームスープ。
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 パン。パンはあたためられていて、美味しかった。
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 スモールサラダ。
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 ビーフカツレツ。
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 シャーベットとコービー。

 昼食にしては高めになったが、とても美味しくて満足した。
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posted by とんび at 07:36 | Comment(4) | 近畿

2025年04月22日

あなご定食、動物園、美術館、歴史博物館、姫路おでん

姫路 3回目

あなご定食 

 昼食のため、いったん駅に近いエリアに戻った。

 大手前通りの東側にはみゆき通り、おみぞ筋の2つのアーケード街がある。どちらも駅から城まで続く。みゆき通りの方が幅は広い。2つとも歩いたが、駅の近くではおみぞ筋に飲食店が多い。

 昼食は、おみぞ筋にある、あなご料理店「やま義」に行ってみた。
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 店内。小さな店で、入れるのは20人ほど。大衆食堂の雰囲気。
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 姫路の地ビール。「姫路鳩屋麦酒」の「PALE ALE」。
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 上あなご定食の全体。
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 あなご飯を拡大。あなごのうち、上が焼あなご、下が蒸しあなご。

 ひつまぶしと似た食べ方が壁に書いてあった。まず、そのまま食べる。次に、わさびをつけて食べる。3番目に、吸物をかけて、お茶漬け模様にして食べる。その通りやってみた。
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 焼あなご。あなご飯で使った部分と合わせ1尾のようだ。
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 あなご以外のおかずなど。左上は「ひねぽん」。

 「ひねぽん」は姫路名物の鶏料理。老いた雄鶏を焼き。細かく刻んで、ぽん酢をかけたもの。ちょっと固いが、細かいので食べられる。予定外の名物がいただけてよかった。
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動物園

 食後は城のエリアに戻り、城の東側にある動物園、美術館、歴史博物館を回る。

 右側の水色の看板のところが動物園。
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 動物園に入園。
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 小さな動物園だ。レッサーパンダ舎へ。

 ここはレッサーパンダが1頭だけなのだが、以前はもう1頭いて、なくなったとことが案内板でわかった。
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 "よく丸まって寝ています"という場所でお休み中。しばらく待ったけど、なかなか動かないので、休憩がてら、近くのベンチで座って、動くのを待った。
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 動く気配がないので、あきらめかけたところ、動きだしたので、見に行った。
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 しばらく別の遊び場に移動していたが、5分もたたないうちにお休み場所に戻り寝てしまったので退園。
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美術館と歴史博物館

 続いて、動物園の北、城の北東にある姫路市立美術館へ。

 レトロ風の建物だが、1905年に陸軍の倉庫として建てられ、戦後はここは姫路市役所だった。市役所が移転し、1983年に美術館としてオープン。登録有形文化財になっている。
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 高田賢三展をやっていた。事前には、美術館の位置や開館日・時間などしか調べておらず、現地で高田賢三の特別展ということでびっくり。

 ファッションデザイナーとして著名で、KENZOというブランドも有名だが、近年亡くなっている。

 年表を見て、なぜ高田展なのかわかった。高田賢三は姫路出身だったのだ。初めて知った。そして、姫路市の名誉市民でもある。
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 ファッションデザインは関心ないので、歩いて通過しただけだが、全体的に派手な感じのものが多いことがわかる。
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 興味深かったのは、パリの自宅の写真や模型。古いアパートに取り囲まれた中庭にある低層の住宅。和風の斬新な住宅だと思っていたら、設計は隈研吾だということで納得。
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 常設展も同料金で入れた。作品は多くなかったが、寄贈されたフランス絵画が中心。

 モネのもあった。最近見たモネ展で、睡蓮以外の作品に、暗い感じのものが多いと感じていたが、その系統の作品。
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 つぎに、美術館の北にある兵庫県立歴史博物館へ。特別展はやっていない時期で、常設展だけ見る。すでに16時をすぎていて、17時の閉館時間まで駆け足見学。
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 姫路城の模型。現地では、この日に訪問した3つの小天守のうち、乾小天守と西小天守は外部から見やすかったが、東小天守と長い「ロの渡櫓」は見える場所がなかった。この模型で、「ロの渡櫓」がかなり長いことがよくわかる。
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 兵庫県は、江戸時代には、数多くの藩に分割されていて、しかも薄紫色の幕府直轄領がかなり多いのが特徴。興味深く見ていた。摂津国が大阪と兵庫にわかれたのも不思議。
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 近代の文化のコーナーでは、手塚治虫の展示もあり、見入っていた。

 この時、閉館アナウンスがあり、まだ見てないところもあったが退館。
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姫路おでん

 歴史博物館を退館し、美術館、動物園の横を通り、大手前通りの突き当りに戻ると、何やらパフォーマンス中。
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 イベントがあって、大手前通りの一番、城に近い付近は歩行者天国になっていた。
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 おみぞ筋を歩いて、夕食場所へ。
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 「灘菊」という銘柄の蔵元の直営のおでん店「かっぱ亭」へ。黒おでんと白おでんが書いてあり、迷うなぁ。
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 17時30分ごろ入店。すいているように見えたが、テーブルやカウンターに予約の札が各所に置いてある。

 空いているのは、そこだけということで、カウンターの1席に着席。自分のあとにやってきた予約なしの客は皆さん断られていたので、ギリギリ助かったようだ。
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 清酒「灘菊」。姫路市の「灘菊酒造」製。
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 白おでん大串。

 すじ肉、玉子、厚揚げ、こんにゃく、ごぼ天。

 玉子、厚揚げ、こんにゃくの部分が、〇△□になっていて、昔、漫画でよくでてきたおでんに似ていて面白かった。

 白いのは、酒粕を使っているため。出汁も美味しくいただいた。
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 姫路おでんは、しょうが醤油味だという。この店では黒おでんと言っている。

 黒おでんの「春のおでん 3種盛り」をいただく。

 さわら、菜の花、大根。

 こちらも美味しくいただいた。しょうが味は思ったよりも強くはなかった。
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 JR姫路駅より帰宅。
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2025年04月21日

3つの小天守の特別公開にあわせて姫路城へ

姫路 2回目

姫路城

 城のエリアに入り、有料区域までの間、無人の空地があり、天守がよく見えた。

 ほかのどの城よりも大きく、圧倒される。
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 入城券を買い、有料区域に入る。桜は葉桜になっているが、桜ごしに見える天守もいい。
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 (案内板の写真を拝借)

 有料区域に入ると、すぐに天守に向かうコースもあるが、西の丸の渡櫓に立ち寄るコースを歩く。

 Aが有料区域入口。Aから右に向かうと、天守への道だが、Bに上る。BからCが渡櫓で、廊下のような感じ。240mあり、途中、展示が各所である。
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 B地点。「ワの櫓」から細長い渡櫓に入る。

 姫路城主は、関ヶ原以降だけで、池田、本多、松平、榊原、松平、本多、榊原、松平、酒井と目まぐるしく変わった。このあたりの説明を読んでいると時間がかかった。
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 内部。
 
 長い廊下の途中に、階段が2ヶ所あった。狭くて急。最後に、外にでたさい、階段はわずかに下りただけなので、西の丸の土地自体が傾斜しているんだとわかった。
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 外壁を上がってくる敵がいれば、ここから石を落とすのだろう。
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 中には入れないので、入口から撮影しているが、前回訪問時は、この部屋に入れ、奥の部屋を柵越しに見た。中は千姫の使った部屋。

 千姫は、秀忠の娘で、秀頼に嫁ぐが、夏の陣で大坂城が焼ける前日に助け出された。家康に秀頼の助命を嘆願するが認められず、秀頼じゃ自刃。その後、本多忠刻に嫁ぎ、本多が姫路城主になり、姫路に移ったが、忠刻が病死し、江戸へ。家光の姉として、大奥で力を持った。

 ここが化粧櫓でC地点。
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 C地点で外に出て、天守へ向かう。
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 狭間(さま)。鉄炮を撃つための〇□△の穴。ここは〇□△が規則的に並んでいるが、ほかはたいてい不規則だった。
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 天守にかなり近くなったが、折れ曲がると頃が多く、なかなか行きつかない。

 大天守の下に。乾小天守と西小天守が見えるが、ここと東小天守が特別公開で見られるのだ。
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 キリシタン由来といわれる十字紋の鬼瓦。由来ははっきりしない。
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 小天守のすぐ下までやってきたが、まだ複雑な経路をたどる。
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 油壁とよばれる特殊な作り方をした壁。秀吉時代のもの。

 右下から上ってきて、左で抜けると、大天守の入口。
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 大天守に入る。地階なので暗い。

 四角い灯りのところは、文字は見えないが、「西大柱」「東大柱」と書いてある。

 この階には。厠(かわや)もあるのだが、閉鎖されていて見られなかった。前回のとき、見られたか見られなかったっか、思い出せない。
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 1階、2階、、、と最上階の6階まで上っていく。

 途中の階には、展示物はほとんどなく、ただ上るだけ。

 階段は狭くて、急。戦で使われたことはないが、もし戦のときなど、階段は危なかっただろうな。
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 上の階に行くにつれて、階段が混雑し、列ができていた。
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 最上階(6階)には神社があった。
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 最上階から見た大手前通り。突き当りはJR姫路駅ビル。
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 大天守の出口に向かう途中に、特別公開の見学入口があった。今回はこれが見たくて、姫路城にやってきたようなものだ。

 写真の真中に東小天守、左下に乾小天守、下真中に西小天守が写っている。
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 東小天守の3階。

 階段は、大天守の階段以上に狭くて急。階段の上と下に係員がいて、下がる、上ると声をかけあっていた。
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 東小天守から乾小天守に向かう「ロの渡櫓」。かなり長くて、幅も広い。
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 乾小天守の4階。3つの小天守の中で一番大きい。
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 大天守と左下に東小天守が見える。
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 火灯窓(かとうまど)。
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 外から見た火灯窓。

 火灯窓は、乾小天守に4つ、西小天守に2つ、菱の門に2つある。昭和60年に修復され、金箔が新しくなった。
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 あげは蝶の鬼瓦。
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 小天守の見学を終え、最後は大天守だけ見学の場合と同じところから外に出た。

 以前、訪問したときには見学できた腹切丸は行けなくなっていた。
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 お菊井戸を見て、出口の手前でもう一度、大天守と左下の乾小天守、西小天守を見て、退出。

 近年、いろいろな城に行くようになったが、他の城に比べて、姫路城が大きく、すばらしい点が多々あることを実感した。

 城内には2時間30分滞在した。
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2025年04月20日

18年ぶりの姫路 "えきそば"食べて城へ

昨日(19日)は姫路に行きました。

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姫路 1回目

 姫路城をメインにして、2007年以来、18年ぶりに姫路へ行った。理由は、姫路城に3つある小天守が同時に特別公開されるから。4月12日から25日までで、公開期間も2週間と、そう長くない。小天守3つ全部の同時公開は初めてだという。今回、逃せば、つぎはいつあるかわからない。加えて、今は1000円の入城料が、2026年3月から2500円になるので、特別公開がなくても、値上げまでに行きたい思いもあった。 

えきそば

 スタートはJR姫路駅。

 城に向かう前に駅ですることがある。姫路駅名物「えきそば」を食べるのだ。「えきそば」食べのも18年ぶり。
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 数少なくなった駅ホームの立ち食いそば・うどん店だが、姫路は健在。しかも、各ホームごと設置。
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 何にするか迷ったが、最も一般的な感じの、天ぷらえきそばにした。
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 天ぷらえきそば。
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 えきそばの特徴は、中華麺に近い黄色い麺(中華麺より、白っぽい)に和風のだしを使っている点だ。つゆは薄味だが、関西のつゆとしては、やや濃い目の感じ。
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 食後は、駅を出て、城に向かう。写真は姫路駅ビル。右の低いところが駅の出入口。
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 駅前から延びる大手前通りの突き当りに城がある。駅から城まで1km少々。城の敷地に入って、城の入場口まで、さらに500mくらい。
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2025年04月19日

間違った時刻検索に翻弄され鞍馬寺へ、一乗寺ラーメン"あらじん"

仁和寺、上賀茂神社、鞍馬寺 2回目

鞍馬寺

 上賀茂神社のつぎは鞍馬寺に向かう。上賀茂神社付近のバス停から二軒茶屋まで京都バスに乗車して、二軒茶屋から鞍馬までは叡電に乗車のつもりだった。

 でも、出発時刻やバス停の位置は調べていなかった。それで参拝をおえた後、スマートフォンの地図アプリを利用して調べてみた。

 バス停の位置や時刻が判明。時刻ちょうどよく、2、3分ほど待つだけだった。

 ところが、出発時刻を過ぎてもバスはやってこない。スマートフォンの地図アプリでは、"出発済み"と表示されている。これは間違いで、バスはやってきていないのだ。
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 バス停に掲示されている時刻表を見た。
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 何にっ!  地図アプリで表示された時刻、13時56分発のバスがないっ! でも、幸い、14時16分発にバスがあり、それを待つことにした。
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 ひょっとして、スマートフォンの地図アプリの操作を間違えていたのかも知れないと思い、もう一度見てみた。

 乗車するバスは"10分前"に発車したと表示されている。バス停の時刻表通りなら"10分後"と表示されなけらばならないのに。
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 この日は4月17日。バス停の時刻表には「3月31日実施」とある。ダイヤ改正があったのに、地図アプリには、それが反映されていなかった。

 本来なら、バス会社のHPで調べるのがよいし、余裕があるときは、計画段階で会社のHPで調べている。だが、今回はその余裕がなく、現地で、地図アプリで調べたのが、いけなかったようだ。
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 定刻にやってきた京都バスに乗車。
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 二軒茶屋で下車し、叡電の二軒茶屋駅に歩きかけた。そのとき、乗ってきたバスのすぐ後ろに鞍馬行きのバスが止まっていた。

 地下鉄国際会館駅発の鞍馬温泉行きだ。たまたまなのか、乗換えられるようにダイヤが編成してあるのかは不明だが、すぐに後のバスに乗車。

 なお、上賀茂方面からの道路と国際会館駅からの道路は、ずっと別々で、二軒茶屋でバスのルートが合流する。

 急だったので、二軒茶屋バス停では、バス停やバスの写真をとる間もなかった。写真は鞍馬到着時に撮影したもの。
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 上賀茂のバス停で、地図アプリの不備で20分ロスしたが、二軒茶屋から叡電に乗り継ぐことなく、鞍馬温泉行きのバスに乗り継げたおかげで、20分はとりもどせたはずだ。

 バス停そばの「多聞堂」という和菓子店がカフェを兼ねていたので、入店した。
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 店内。
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 「おうすセット」というのが気になった。「牛若餅」も食べてみたい。鞍馬山には、牛若丸に関する史跡がいくつかあるので、それにちなんだものだろう。飲物が抹茶というのもいい。
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 おうすセット。抹茶と牛若餅。

 牛若餅は、弾力があって、切りにくく、結局、手で切った。こしあんが入っていて、甘さ控えめ。小さなメレンゲ菓子もついている。
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 焼印は、うまく焼かれていないのだが、実物を見ると「牛若餅」と焼かれていた。
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 由緒書きを見ると、トチの実が入っているとのこと。

 土産にも買いたかったが、いただいたのが、この日の最後の1個で買えなかった。
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 店の前から少し階段か坂道を上ると鞍馬寺の山門がある。かなり葉桜になっているが、桜が少しある。
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 山門を入り、ケーブル乗場までの少しの間にも桜がみられる。
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 ケーブル乗場。「普明殿」という名がついている。

 たいした距離じゃないが、このとき15時を回っていたので、15時20分のケーブルで上り、16時25分に上の駅を出る最終便で下山することにしよう。
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 切符の券売機。
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 乗車券ではなく、「御寄進票」と書かれている。
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 ケーブルカーに乗車。
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 2分で上の駅に到着。
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 上の駅。
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 駅の前には多宝塔がある。
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 10分少々歩いて本堂に到着。ソメイヨシノは葉桜になっているが、品種によっては見ごろだ。
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 こちらは白い桜。
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 本堂に参拝。堂内は撮影禁止。

 最終便のケーブルで下山。
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一乗寺ラーメン街道「あらじん」 

 下山し、鞍馬駅へ。

 電車が出発した直後で、しばらく待ち、この電車に乗車。
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 ラーメン店の開店が18時が多く、修学院駅で下車し、周辺を散歩。

 短いがアーケードのある商店街がある。多くの店はすでに閉まっていて、薄く暗い。衆議院議員の前原誠司の事務所も修学院駅前にある。

 東大路通りの北端は、修学院駅のすぐ西で、ここから南下する。
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 18時の開店を待って、「あらじん」に入店。この付近が、ラーメン街道の中心地で、数店が集中している。
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 店内。
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 濃厚味噌豚骨ラーメンと旨い餃子、ライスにした。券売機で食券を買う仕組み。
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 材料はよいものを求めようというこざわりが感じられる。ねぎを、九条ねぎ専門農家から仕入れるとかよくやっていると思う。
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 濃厚味噌豚骨ラーメン。
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 旨い餃子とライス。
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 食後は、叡電・一乗寺より帰宅。
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2025年04月18日

仁和寺で御室桜見たあと上賀茂神社へ

昨日(17日)は、遅咲き桜の御室桜で有名な仁和寺とまだ桜が残っていそうな上賀茂神社と鞍馬寺に行き、帰りに一乗寺ラーメン街道の"あらじん"でラーメンを食べて帰りました。

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仁和寺、上賀茂神社、鞍馬寺 1回目

仁和寺

 この日は、遅咲き桜で有名な仁和寺の御室桜を見に行く。

 スタートは、地下鉄・太秦天神川。地上に出ると、市バスターミナルや右京区役所がある。
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 太秦天神川駅の地上には、嵐電・天神川駅もあり、嵐山行の嵐電に乗車。
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 帷子ノ辻(かたびらのつじ)で北野白梅町行きに乗換え。

 宇多野・鳴滝間では、桜の木が線路の両側にあるのだが、すでに葉桜の状態になっていた。
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 御室仁和寺駅。古い駅舎で、駅名も昔のままなのだろう「御室驛」と表示されている。
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 仁和寺の仁王門。
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 仁王門を入ると、拝観券売場がある。

 普段は、御室御殿と霊宝館だけが有料なのだが、桜のシーズンだけは、御室桜の見られる庭園がある中門の内側のエリアが有料になる。

 今回は、御室御殿と霊宝館は入らないので、中門の内側エリアだけの拝観券を買った。
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 中門を入ると、すぐ左側が御室桜の庭園だ。

 御室桜は遅咲き桜として有名だが、訪問日にはちょうど満開だった。江戸時代から御室桜は有名だったという。
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 御室桜を見る台が設けられていた。
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 台から見ると、庭園全体に御室桜が広がっていることがわかる。 
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 桜の名所の中でも、ここは五重塔と桜が重なるのが特徴。
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 「蔵CAFE」で休憩することにした。店名の通り、蔵をリノベーションして利用している。
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 蔵を利用した店内。
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 冷煎茶と桜団子。

 1000円で、ちょっと考えたが注文。本当は抹茶にしたかったが、2000円でやめておいた。
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 このだんご、見た目もきれいだし、美味しい。桜の部分は少し塩辛くて、甘いだんごによくあっている。白玉だんごの上に抹茶あんがのっている。
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 つつじもきれいだ。
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 五重塔。17世紀に家光の寄進で建てられた。

 東寺の五重塔と同じく、各層の大きさが同じなのが特徴だという。高さは36mで、55mの東寺の五重塔よりかなり低く感じる。(東寺のは木造の塔では日本最高)
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上賀茂神社

 仁王門を出たところのバス停から、10系統のバスに乗車。

 北野天満宮に行ったとき昼食をとった「とようけ茶屋」で、食べたい品があったので、北野天満宮に行くためだ。嵐電だと、北野白梅町から北野天満宮まで1区間だが歩かねばならないので。
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 「とようけ茶屋」から今出川通りを隔てた反対側に東行きのバス停があり、車内から閉店の場合わかるように、バスの進行方向に向かって右側に座った。

 この日は休業だということが判明。それで、バスは下りなかった。
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 遠回りになるが、堀川丸太町で9系統に乗換て上賀茂神社に向かう。

 この日の訪問を決める際、桜が満開と思われたのは仁和寺だけで、あと、前日まで満開で、この日から、見ごろすぎとなった上賀茂神社と鞍馬寺に行くことにしたのだ。
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 9系統に乗車。京都駅から堀川通りを北上し、西賀茂車庫にいたる系統で、10分毎運転の主要系統。

 そのため、北野天満宮から西大路通りまで戻るよりも、堀川丸太町に行こうと即断した。西大路通りを通るバスに乗っても、北大路堀川で乗換えなばならないし。
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 上賀茂美薗橋で下車。
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 美薗橋は、賀茂川を渡る橋。橋の手前に桜がたくさん咲いていた。(写真の左に、なんとか橋が写っている)
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 美薗橋を渡ると、すぐに一の鳥居があり、さらに少し先に二の鳥居も見える。
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 二の鳥居をすぎると見事な桜があった。「斎王桜」よばれる桜だが、見ごろはすぎたようだ。
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 「御所桜」と呼ばれる有名な桜らしいが、こちらは完全な葉桜になっていた。
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 「風流桜」もかなり散っていた。
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 三の鳥居のところに、式年遷宮の案内柱があり、令和18年に式年遷宮があるとのこと。なんだか気が早いような。

 ここの場合は、21年ごとなのだが、本殿などが国宝のため、他の社殿の大規模補修などを行っているようだ。
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 中門のところで参拝。この奥に国宝の本殿、権殿(ごんでん)がある。
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 おみくじで神馬がつくられていた。
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